第4回日米未来フォーラムのご案内
The 4th US-Japan Future Forum
――― The Rise of Modern Japan ―――
国立大学法人鹿児島大学は、次世代を担う日本と米国の若者のために、そして日本とアメリカの新しい関係を考え行動することを目的として「第4回日米未来フォーラム」を開催いたします。
今年は「近代日本の夜明け」をテーマに、島津斉彬生誕200周年、開港150周年、咸臨丸150周年にスポットをあてます。1809年に生まれた島津斉彬は、初期の近代洋式工場群「集成館」を鹿児島の磯に建設し、製鉄、造船、紡績などの産業を興し、また写真、電信、ガス灯の実験、ガラス、陶磁器の製造など、当時の最先端の近代工業技術をヨーロッパから積極的に導入して、日本独自の技術へ発展させました。また1854年の日米和親条約により日本が開国し下田と箱館を開港したのち、1858年の日米修好通商条約により神奈川、長崎、箱館(函館)、新潟、兵庫の5港が開港されたのが150年前の1859年です。そしてその翌年1860年には日米修好通商条約の批准書を携え、勝海舟、福沢諭吉、ジョン万次郎などが咸臨丸でサンフランシスコに渡航しました。
本フォーラムは無料公開フォーラムで、パネルディスカッション終了後にはレセプションも開催致しますので、皆様奮ってご参加下さい。
■ 開催日時 9月18日(金)14:30~20:30
■ プログラム (Part1&2は英語、Part3&4は日本語にて執り行います)
-受付開始: 14:00
-Part1(14:30-15:00) 総合司会 橋本千香(鹿児島大学北米教育研究センター 客員教授)
開会の辞 前田芳實(鹿児島大学理事)
歓迎の辞 ジョン・V・ルース(駐日米国大使、前WSGR弁護士事務所CEO):代読の予定
来賓祝辞 長嶺安政(在サンフランシスコ日本国総領事)
竹田誠之(日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センター長)
-Part2(15:00-15:40)シリコンバレーセミナー報告
Jay Smith(鹿児島大学稲盛アカデミー准教授)
鹿児島大学学生、東京工業大学学生、鹿児島大学職員14名による発表
-Part3(15:40-16:40)特別講演 「島津斉彬と咸臨丸 ― 幕末維新の知恵 ―」
講師:原口泉(鹿児島大学教授、NHK大河ドラマ『篤姫』時代考証担当、
「世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵」著者)
-休憩(16:40-17:00)
-Part4(17:00-18:20)パネルディスカッション―近代日本の夜明け ―
モデレーター:井手祐二(鹿児島大学北米教育研究センター長・特任教授)
パネリスト: 長嶺安政(在サンフランシスコ日本国総領事)
前田芳實(鹿児島大学理事)
原口泉(鹿児島大学法文学部教授、NHK大河ドラマ『篤姫』時代考証担当)
安藤茂彌(鹿児島大学北米教育研究センター客員教授、Trans Pacific Ventures社長)
閉会の辞 井手祐二
-Part5(18:30-20:30)レセプション(軽食、飲み物付)
■ 参加費:無料 但し9月16日(水)までに事前申し込みが必要でした。
定員120名に達し次第、締め切りました。
■ 主催:国立大学法人 鹿児島大学
共催:WSGR弁護士事務所(Wilson Sonsini Goodrich & Rosati)
後援:在サンフランシスコ日本国総領事館 日本学術振興会 JUNBA
■ 会場:WSGR弁護士事務所(Wilson Sonsini Goodrich & Rosati)大会議室 950 Page Mill Road, Palo Alto, CA 94304(赤いレンガの建物)