北米教育研究センターでは、9月24日、米国カリフォルニア州サンノゼ州立大学で在サンフランシスコ日本国総領事館、日本学術振興会(JSPS)及びJUNBA(サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク)の後援をうけて、サンノゼ州立大学との共催で、第5回日米未来フォーラムを開催した。
同フォーラムは、次世代を担う日本と米国の若者のために、日米の新しい関係を考え行動することを目的として2006年から毎年開催されているもの。今年は、咸臨丸が始めて太平洋を横断してアメリカに渡ってから150周年にあたることから、「遣米使節団150周年」をテーマとし、鹿児島大学の他、東京工業大学、福岡工業大学及び青山学院大学からの32名の学生と数名の教職員、現地の学生、大学関係者、一般市民等約100名が参加した。
前田芳實理事(研究担当)の開会挨拶の後、在サンフランシスコ総領事館の原田美智雄主席領事、JSPSサンフランシスコ研究連絡センターの竹田誠之所長、サンノゼ州立大学外国語学部のホッフ学部長から挨拶があった。
続いて、北米教育研究センターで実施した「海外研修基礎コース」及び「サマーインターン」に参加した総数32名の学生が、世界共通の問題である医療、教育、環境、食糧、経済、紛争の6つのテーマで、それぞれ英語で発表した。引き続き、原口泉法文学部教授が「咸臨丸~日米の未来を築いたパイオニア達~」と題して特別講演を行った。
最後に、サンノゼ州立大学及びカリフォルニア大学サンタクルーズ校の代表者も加わって、「日米関係の将来を考える」と題してパネルディスカッションが行われ、盛会のうちに終了した。
■開催日時: 9月24日(金)14:00~20:00
■会場: San Jose State University WSQ109 (Washington Square Hall 109)
本活動がJSPS San Franciscoニューズレター第19号(2010.10月発行)P4に掲載されました。詳細はこちら