JUNBA2013
「国際交流を土台とした教育の国際化 − 世界で活躍する人材を育成するために」

・当イベントは終了いたしました

JUMBA2013の内容はこちらからご覧いただけます。

 2013年1月11日、12日の2日間にわたり、米国サンフランシスコ近郊において、JUNBA(Japanese University Network in the Bay Area)の主催により、「国際交流を土台とした教育の国際化 − 世界で活躍する人材を育成するために」をテーマに、在サンフランシスコ日本国総領事館及び日本学術振興会の共催、文部科学省及び日本貿易振興機構サンフランシスコ事務所の後援で、JUNBA2013シンポジウム及びサミットが開催されました。JUNBAによるイベントは毎年開催されており、今回で7回目を数え、猪俣弘司在サンフランシスコ日本国総領事、板東久美子文部科学省高等教育局長、安西祐一郎日本学術振興会理事長にもご出席いただきました。


 第1日目(11日)のシンポジウムは、13時30分より松尾会長から開会の挨拶を行った後、スタンフォード大学からRussell A. Berman氏(Walter A. Haas Professor in the Humanities / Professor of Comparative Literature and German Studies)、James D. Plummer氏(The Frederick Emmons Terman Professor of Engineering / Dean, School of Engineering )を講師としてお迎えし、それぞれ“Globalizing the University - The Stanford Experience”、“Educating Engineers and Scientists for the 21st Century”と題し講演をいただきました。それぞれの講演後には、JUNBA理事とのインタビューや会場との質疑応答も活発に行われ、学際性などをキーワードに、スタンフォード大学が辿ってきた教育の質的転換や国際化の流れと今後の改革の方向性について、理解を深められるものであったと思われます。

 第2日目(12日)のサミットでは、松尾会長の開会挨拶に続き、猪俣弘司在サンフランシスコ日本国総領事、安西祐一郎日本学術振興会理事長からご挨拶をいただいた後、板東久美子文部科学省高等教育局長から、「グローバル化に対応した人材育成と大学改革」と題して、ご講演いただきました。引き続き、日本からの参加大学から、教育の質保証と国際通用性を確保するための教育システムの整備に関する具体的な取組など、各大学における教育の国際化に係る現状や今後のビジョンについて、順番に発表していただいた上で、前日のシンポジウムの総括及び大学間討論を行いました。最後にJUNBA2013の総括を行い、2日間に渡る議論で見えてきた、日本の大学に共通する課題や、今後大学側が主体的に大学改革や国際化に取り組んでいく必要性等を認識し、共有しました。

 また今回は、各日、シンポジウム、サミットの開始前に、「国際交流プログラムで学生は変わる」をテーマにポスターセッションを設け、ベイエリアに置かれたJUNBA会員大学の拠点が、その活動を紹介する取組を行いました。

 JUNBA2013には、日米の大学、教育機関、政府機関等から約100名を越える参加者があり、盛会のうちに幕を閉じました。これを契機として、日米の大学間交流が、今後一層活性化されていくことが期待されます。引き続きJUNBAでは日本の大学の国際化活動を促進し、日本の次世代のための優れた大学教育へ向けて、ここベイエリアを拠点に努力してまいります。



◆開催概要


JUNBA2013
「国際交流を土台とした教育の国際化 − 世界で活躍する人材を育成するために」

日 時:2013年1月11日(金) 10:00‐17:00(シンポジウム)
     2013年1月12日(土) 8:15‐17:00(サミット)
場 所:Hilton San Francisco Airport Bayfront
    600 Airport Blvd., Burlingame, CA 94010, USA 94010
主 催:サンフランシスコ・ベイエリア大学間連携ネットワーク
     (JUNBA: Japanese University Network in the Bay Area)
共 催:在サンフランシスコ日本国総領事館
     日本学術振興会
後 援:文部科学省
     日本貿易振興機構(JETRO)サンフランシスコ事務所


◆メインテーブル参加機関


  • 在サンフランシスコ日本国総領事館
  • 文部科学省
  • 日本学術振興会
  • 日本貿易振興機構(JETRO)サンフランシスコ
  • IMAnet, Inc.
  • 桜美林大学
  • 大阪大学
  • 鹿児島大学
  • 北見工業大学
  • 九州大学
  • 筑波大学
  • 東京大学
  • 東京工業大学
  • 東京理科大学
  • 東北大学
  • 新潟大学
  • 福岡工業大学
  • 福岡女子大学
  • 横浜市立大学
  • 早稲田大学

◆その他参加者所属機関(日本の大学・機関名のみ記載)


  • 愛媛大学
  • 京都大学
  • 近畿大学
  • 熊本大学
  • 高エネルギー加速器研究機構
  • 徳島大学
  • 名古屋大学

◆JUNBA2013プログラム


1月11日(金)シンポジウム(使用言語:英語)

[ Reflection I & II ]
10:00 - 12:00 Poster Session by JUNBA Core Member Universities (Day I)
   “International Educational Programs that Transform Students”
    (Exhibitor: Fukuoka Institute of Technology California Office /
    Kagoshima University North American Center /
    Kyushu University California Office / Obirin Gakuen Foundation of
    America / Osaka University San Francisco Center for Education and
    Research / Waseda USA, San Francisco Office)
10:00 - 13:30 Registration
13:35 - 13:35 Opening Remarks
   Masato Matsuo, President of JUNBA / Director, Kyushu University
   California Office
13:35 - 14:20 Lecture I “Globalizing the University - The Stanford Experience”
   Russell A. Berman,
   Walter A. Haas Professor in the Humanities
   Professor of Comparative Literature and German Studies,
   Stanford University
14:20 - 15:00 Conversational Interview and Q&A
   *Moderator: Maria Domoto, Director of JUNBA / Obirin Gakuen
    Foundation of America
15:00 - 15:35 Commemorative Group Photo and Coffee Break
15:35 - 16:20 Lecture II “Educating Engineers and Scientists for the 21st Century”
   James D. Plummer
   The Frederick Emmons Terman Professor of Engineering
   Dean, School of Engineering, Stanford University
16:20 - 17:00 Conversational Interview and Q&A
   *Moderator: Tatsuro Yoneda, Director of JUNBA / Managing Director,
    Fukuoka Institute of Technology

     

[Restaurant ”Windows on the Bay” ]
18:00 - 20:00 Reception for Academic Exchange between Japanese and U.S. Universities
  (Invitation Only)
   Organized by: Japan Society for the Promotion of Science (JSPS)
   Supported by: Consulate General of Japan in San Francisco

<当日配付資料・参考資料>
Russell A. Bermanスタンフォード大学教授 講演資料
James D. Plummerスタンフォード大学教授 講演資料
Russell A. Bermanスタンフォード大学教授 講演要旨(JUNBA理事作成)
James D. Plummerスタンフォード大学教授 講演要旨(JUNBA理事作成)

Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition

1月12日(土)サミット(使用言語:日本語)

[ Reflection I & II ]

08:15 - 08:45 ポスターセッション「国際交流プログラムで学生は変わる」(2日目)
   (出展者:桜美林学園アメリカ財団/大阪大学サンフランシスコ教育研究
    センター/ 鹿児島大学北米教育研究センター/九州大学カリフォルニア
   オフィス/福岡工業大学カリフォルニア事務所/早稲田大学
   サンフランシスコオフィス)
08:15 - 09:00 受付
09:00 - 09:30  開会、挨拶
   JUNBA会長(九州大学カリフォルニアオフィス所長) 松尾 正人
   在サンフランシスコ日本国総領事 猪俣 弘司
   独立行政法人日本学術振興会 理事長 安西 祐一郎
09:30 - 10:00 基調講演
   文部科学省高等教育局長 板東 久美子
10:00 - 10:15 休 憩
10:15 - 11:45 日本からの参加大学による発表
   桜美林大学/大阪大学/鹿児島大学/北見工業大学/九州大学/
   筑波大学/東京工業大学/東京理科大学/東北大学
11:45 - 12:45 休 憩(昼 食)
12:45 - 13:35 日本からの参加大学による発表
   新潟大学/福岡工業大学/福岡女子大学/横浜市立大学/早稲田大学
13:35 - 14:15 休憩
14:15 - 14:30 日本からの参加大学による発表に対する質疑応答
14:30 - 14:35 シンポジウム総括 (JUNBA会長 松尾正人)
14:35 - 16:50 日本の大学間討論
   進行:井手 祐二(JUNBA理事、鹿児島大学北米教育研究センター)
16:50 - 17:00 総括、閉会
(司会:竹田 誠之(JUNBA理事、日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センター))

<当日配付資料・参考資料>
板東久美子文部科学省高等教育局長 講演資料
日本からの参加大学による発表資料
桜美林大学大阪大学鹿児島大学 /北見工業大学 /九州大学
筑波大学東京工業大学東京理科大学東北大学新潟大学
福岡工業大学 福岡女子大学横浜市立大学早稲田大学

Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition
Exhibition Exhibition